先輩社員紹介

所属部署
静岡工場 製造第2課
入社年度
2009年
勤務地
静岡工場
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わたしの仕事
主な作業は耐熱性繊維の製造で、私は最終工程である焼成を担当しています。焼成工程で糸を高温の炉の中に通すことで耐熱性繊維ができあがります。複数人での作業の為、チームプレーが必要となるので、作業員同士がコミュニケ-ションを上手くとり、円滑に作業を進めることが大切です。また高温場所での作業の為、様々な危険が伴いますが、しっかり対策をし、皆が注意しながら作業を行っています。他にも半導体製造装置に使われる断熱リングの縫製加工を行っています。
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1日のスケジュール
一日の流れとしては、まず耐熱性繊維を作るための焼成作業から始まります。朝8時から焼成担当者がそれぞれの持ち場で作業に取り掛かります。トラブルが特にない限りは終了するのが大体14時頃となっています。その後次回の焼成作業の準備を行います。焼成作業が無い日は半導体製造装置に使われる断熱リングの縫製加工を主に行っています。
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やりがいを感じること、達成感を得られたこと
やりがいを感じていることは、ニチビの主力製品である耐熱性繊維の製造に携わっていることです。効率的にミスをすることなく作業し、糸のロスをなるべく抑えて生産できた時は達成感を得ることができます。他にも達成感を感じるのは縫製作業である断熱リングを寸法通り作り、素早く作業を終わらせることが出来た時です。自分一人で作った物が他社の製造装置に使われていると思うと製作意欲がわきます。
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苦労すること、大変なこと
大変なことは夏場の焼成作業です。高温の炉の近くでの作業となるので、夏場は40℃を超えることがあります。さらにゴム手袋とマスクを着けているので、全身汗でびしょ濡れになります。熱中症になる恐れがあるので、こまめに水分塩分補給を取るように心がけています。苦労することは、年間を通し高品質の糸を安定生産できるよう日々気を付けて作業することです。
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ニチビ製品の魅力
耐熱性繊維ニチビアルフ®はその耐熱性の高さから、様々な分野で使用されています。焼成工程で作られた糸をテープ、スリーブ、クロス等の形状にし、主に鉄鋼、ガラス、半導体等の分野で使われています。ニチビ独自の技術で製造し、世界の様々な場所で活躍している製品となっています。
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入社の決め手、入社してよかったこと
入社しようと思った理由は、繊維に興味を持ったことです。繊維について全く知識がありませんでしたが、会社見学で水溶性、耐熱性の繊維があることを知り、段々と興味を持ちました。実際に作業してみて耐熱繊維の凄さやおもしろさを体感することができました。あとは休日がカレンダー通りなので自分の趣味や家族に費やせる時間があることです。福利厚生もしっかりしているので、家族ができた時にとてもありがたいです。
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今後の目標
今後は自分のさらなる技術力、知識をつけるために日々勉強することです。後輩に自分の身に着けた力をしっかりと引き継いでもらい、皆が会社を引っ張っていく存在になれたらいいと思っています。あとはどうすれば効率的に安定生産できるか、ミスせずトラブル回避する為にはどうしたらいいかを皆で相談し、一致団結しながら上を目指せるようにしていきたいです。