ニチビアルフ®ニット

ニットについて

アルミナ長繊維は平面的な織物への加工は可能ですが、糸が硬く折れやすいためループ構造の編物へ加工することは不可能とされてきました。
しかし当社では特殊な製法によりアルミナ長繊維を使ったニットの加工に成功いたしました。
ニットの構造はクロスとは異なり、ループの集合で構成されているため、伸縮性、厚み方向のクッション性に富んでいます。
このニットの特徴とアルミナ長繊維が本来持っている耐熱性、絶縁性などの特性から様々な用途での使用が期待できます。
編み組織、厚みなど仕様はお客様のご要望にお応えいたします。
また、アルミナ長繊維100%に加え、ザイロンなどの有機系スーパー繊維でカバーリングし耐摩耗性を向上させた混合ニットの加工も可能です。
ご要望、お問い合わせ等ございましたら、お気軽に担当者までお申しつけ下さい。

作製例

項目 作製例1 作製例2
使用繊維 アルミナ長繊維 アルミナ長繊維80/ザイロン20
目付(g/m2) 870 700
厚さ(mm) 2.4 2.4
通気度 850(cm3/cm2・S・125Pa) 380(cm3/cm2・S・125Pa)

物性表

二チビアルフ®の物性表についてはこちらからご覧いただけます。