ニチビアルフ®ペーパー

ペーパーについて

アルミナ長繊維を主原料にバインダーを加え、抄紙した製品です。主原料であるアルミナ長繊維が、1,000℃を超える耐熱性を有する為、高温での柔軟性、耐熱性に優れており、高熱シール材、ヒーター周りの絶縁材、高温緩衝材、熱処理スペーサーなどの用途が期待されます。
通常、無機繊維ペーパーは主原料に短繊維を使用するため、ショットの含有や繊維長のバラつきが問題となりますが、当社製品は長繊維を原料としているため、繊維径が均一でショットを全く含みません。
ご要望、お問い合わせ等ございましたら、お気軽に担当者までお申しつけ下さい。

原糸物性

項目 原糸
化学成分(%) Al2O3 72
SiO2 28
最高使用温度(℃) 1,250
繊維径(μm) 7
密度(g/cm3) 2.9

作製例

項目 作製例1 作製例2
目付(g/m2) 50 50
嵩密度(kg/m3) 160 160
厚さ(mm) 0.3 0.3
破断荷重(N/45mm) 焼成前 88 80
焼成後*1 1.2 22

1) 800℃×30分

※上記は代表値です。

物性表

二チビアルフ®の物性表についてはこちらからご覧いただけます。