研究開発

当社の固有技術であるポリビニルアルコール(PVA)の乾式紡糸設備と技術をベースに市場のニーズに合わせて低温溶解性ビニロン繊維やアルミナ長繊維等省エネルギーに貢献する製品を開発してまいりました。
これからも、市場のニーズを汲み取った製品を開発し、それにより環境に配慮し、人々の快適な生活に貢献できるような新規機能性繊維の開発や、既存製品の新規分野への応用を中心に研究開発を進めてまいります。

また、社外との共同開発にも積極的に取り組み、技術の融合により独創的な製品の開発に努めております。

市場ニーズ

乾式紡糸法について

「乾式紡糸法」とは、原料を熱で気化する溶剤に溶かした状態で、加熱した空気中に、紡糸口金(ノズル)から押し出して溶剤を蒸発させて繊維状にする方法です。

当社では、溶剤に、アルコールのような有機薬品などは使わず、安全な「水」を使用しています。

乾式紡糸法

乾式紡糸法での受託紡糸加工

水溶性ポリマーの繊維化、または混合紡糸によるPVAへの各種素材の添加など、お客様のご要望に沿った試作を行います。 研究室は、静岡工場の一角に位置しており、基礎検討から工場設備を使用した量産化試験まで行える環境にあります。

各種素材の繊維化のお考えがありましたら、ぜひご連絡下さい。